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Mac OS X 10.5 と Apache

Apache2.jpg
 Mac OSX 10.5 Leopard で、Webサーバを起動するのは簡単である。システム環境設定の中にある "共有" を開いてみよう。そうそう、重要なことを一つ。ここで、コンピュータ名が "某のコンピュータ" とか、訳の分からない名前になっているはずなので、必ず半角英数字でコンピュータの名前を決めて入力しておくこと。あとで必ず困ることになるので変えておこう。
httpd-setting.jpg
 ここから、"Web共有"のチェックをつければ、Apache が起動する。バージョンは、 2.2 である。Mac OSX 10.4 tigar では、Apache のバージョンは 1.3 であった。
 最初におことわりしておきたいのだが、説明のなかでは例として自分の開発環境を使わせていただいている。そのため、コンピュータ名は その時々で "STEALTH" だったり、 "RAPTOR" だったりいろいろで、ユーザー名は "FOXBAT" となっているから、それぞれご自分の環境に読み替えていただきたい。ユーザー名の "FOXBAT" は、自分が HN としても使用しているもので、"ミグ25" のコードネームである。その昔、函館空港に強行着陸してきた、あの、真空管が使われていた戦闘機である。周囲の反対を押し切って北海道に移住した自分にふさわしい HN ではなかろうか、と自己満足で使わせていただいている。自分もどちらかと言えば旧式なので、真空管が使われていたところもピッタリだ。
 戦闘機のコードネームばかり使っているようだが、筆者は、あのピースマークの反戦の世代であるから、別に航空機オタクでも、軍事オタクでもない。ドメイン名が、ギリシャ神話の "風の神"、"AEOLUS (イオラス)" なので、疾風をイメージして使っているにすぎない。して、その実態は、写真機オタク、オーディオオタク、そして旅やら動物やらが好きなただの物好きである、ということは、本文とはいっさい関係がない。
 さて、ブラウザに
 http://localhost/ 
と入力してみよう。上のような画面が現れて Apache が動き始めたことが確認できるだろう。localhost というのは自分のコンピュータの Webサーバの意味で、この場合には
 http://STEALTH.local/ 
と入力しても同じ意味である。ご自分のコンピュータで入力する場合には
 http://(自分のコンピュータ名).local/ 
となる。まちがって、 http://STEALTH.local/ と入力されて、見つからないよとサーバから怒られても、当方はいっさい関知しない。
 この次点ではまだ、Mac OSX 10.5 がもともと持っている PHP は動いていない。まずは画面の一番上部のメニューの中の "移動" の項目中の下から2番目、"フォルダへ移動"を選び、/etc と入力してみよう。こうすることで、普段は隠されていて見えないフォルダを表示させることができる。
 見えないフォルダを表示させることができる TinkerTool というアプリケーションも存在する。これをお使いになっても同様のことが可能になる。ただし、お使いになる場合には、充分説明をお読みになってからお使いになった方がよい。きわめて強力なツールであるため、大事なファイルを誤って削除せぬよう注意していただきたい。
 /etc には、"apache2" フォルダがあって、その中に "httpd.conf" が入っている。Webサーバである Apache の設定は、この "httpd.conf" に書かれているのだが、標準仕様では PHP は使えない設定になっている。 Mac OS X server の場合はサーバ管理から "Webサーバ" を選んで GUI で PHP を使えるように設定することが可能であるが、Mac OS X の場合には自分で "httpd.conf" を書き換えなければならない。これを書き換えて PHP を使えるようにしてやるわけであるが、このままご自分のお使いになっているテキストエディタで開いても、読むことはできるが、書き換えることはできないようになっている。このファイルのアクセス権を変更して、自分が書き換えられるようにしてやらなければ書き換えることはできないのである。"httpd.conf" を選択したら、アップルメニューの "情報をみる" から、書類の情報を表示させてみよう。2番目の図を見ていただきたい。一番下の鍵のマークをクリックして、パスワードを入力。次に、共有とアクセス権の項目の下左の部分の+マークをクリックして、ユーザーに "自分" を追加し、 "読み/書き" ができる状態に変えておく。これで、この書類の書き換えが可能になるというわけだ。Mac OSX 10.4 tigar の時代とは操作の仕方が変わって、ユーザーとアクセス権を追加するようにしている。この "GUI" にはマイった。これは、スグレものだ、"GUI" はこうでなくっちゃ。書き換えが必要な場合には自分を追加して書き換え、操作が終了したら削除してしまえばすぐに元の状態に戻せる。初心者でもアクセス権を間違って設定することがないし、すぐに元に戻せるという安心感がある。もともとは、いろいろな理由からターミナルから操作することも多いのだが、この場合には充分に使えるものだ。

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この記事は著者が2008年3月 5日に書いたものです。

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