さっそくアクセス権を追加して書き換えていこう。右の図を見ていただきたい。書き換える場所はとりあえず一カ所だけでよい。下線部の行頭の"#"をはずせばよい。これで "Web共有" のチェックをつけなおして Apache を再起動すれば、PHP が使えるようになっているはずである。 ついに、というか、やっと、というべきか、PHP はバージョンが 5.2のものが載ってきた。
実際に動いているのを確認してみよう。
まず、ご自分のコンピュータの HD をクリックしてその中の"ライブラリ"を開く。下の方に WebServerフォルダがあるので開いてみよう。Mac OS X 10.5 に標準で搭載されている Apache が表示する Webページ用のファイルを入れておく場所はここである。そのうちの CGI-Executablesフォルダには、例えば Movabletype で使う CGI のプログラムなどがはいり、もうひとつの Documentsフォルダには、HTMLファイルや PHPファイルなどがはいることになる。先ほど、ブラウザに
http://localhost/
と入力して表示された Apache の画面は、実はこの Documentsフォルダにあらかじめ用意されていたものが表示されたものである。
はじめて Documentsフォルダを開いてみると、すでにたくさんのファイルがはいっているのがおわかりになると思うが、これは先ほど表示された Apache の初期画面の各国版を表示するためのファイルである。一度ご覧になって確認をされたら すべてのファイルを削除してしまっても構わないのだが、不安な方は "no_use" 等の名前をつけたフォルダを作ってすべてのファイルをまとめて入れておけばよい。蛇足ながら、その際には、
http://localhost/no_use/
と入力すれば、また Apache の画面が表示されることになる。
さて、ご自分の"テキストエディタ"を使って、初めての PHPプログラムを書いてみよう!
<?php
phpinfo()
?>
このプログラムは、名前は "phpinfo.php" 等なんでもよいのだが、拡張子は、php にしておくこと。今回は、"test.php" という名前で保存する。今はテキストエンコーディングについては気にしなくてもよい。どうせ、日本語は含まれていないのだから。ただし、改行コードは LF(UNIX) にして保存するのを忘れないように。そして、 Documentsフォルダの中に、またまた名前は何でも良いのだが、今回は、 "admin" という名前のフォルダを作って、この test.phpファイルを入れておくことにしよう 。
さて、こうしておいてから、ブラウザに
http://localhost/admin/test.php
と入力してみると2番目の図のような画面が表示されるはずである。表示されなかった方は、もう一度説明を読んで設定していただきたい。 "phpinfo()" を見てみよう。
PHP も、たくさんのライブラリを使うことができるのだが、それらのうちどのようなライブラリを使えるようにしてインストールしたのかは、この "ConfigureCommand" に書かれている。先の記事に、ソースコードからインストールするには『設計(configure)し、インストール可能な形に整形(make)したのち、インストール(make install)する』という手順をふむんだよ、と書いたのだが、どのように設計(configure)したのかが "ConfigureCommand" に書かれているのである。ここからアップル純正の PHP の設計(configure)が読み取れるというわけだ。画像を扱う GDライブラリがインストールされていないのは、Mac OS X 10.4 tigar の PHP4.4 とおんなじである。このあたりの事情は Mac OS X server でも同じである。アップルはいったい何を考えているのだ、と思うのは筆者だけであろうか。画像を扱えない Mac なぞ、刀を扱えない座頭市みたいなもんだ。

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