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Mac OS X 10.5 と php.ini

phpini-GD.jpg
 さて、これが重要、キモ。PHP を動作させるのに、php.ini というファイルを作ってやると、PHP にどのように動作してほしいのか、命令をだすことができる。結論からいえば、ここに、GD ライブラリが追加されているという情報と、MySQL のソケットファイルの場所を記述して、PHP に教えてやらなければ、正常に動作しないのである。
phpini-MySQL.jpg
 アップルは、/etc ディレクトリに、php.ini.default という見本を置いているから、これを使って、php.ini ファイルを作って、/etc ディレクトリに置いてやればよい。これも、先ほどと同様、パーミッションの問題がからんでくるので、必ずターミナルから作る。
sudo cp /etc/php.ini.default /etc/php.ini
とすれば、内容は同じで名前が php.ini のファイルを作ることができる。これから、これを書き換えていくことになる。
 ここからの話は、中上級者は、ターミナルから適当にやってほしい。あくまで、初心者向けである。まずは、上の図をみていただきたい。メニューの"移動"から、"フォルダへ移動"を選んで、/etc と入力して、先ほど作製した php.ini ファイルをさがす。以前の記事の後半と下の図を参照していただきたいのだが、そのファイルを選択したら、メニューの"ファイル"から、"情報を見る"を選ぶと、ウィンドウが開いて、一番下に"共有とアクセス権"という項目があるのがおわかりになるはずである。鍵マークをクリックするとパスワードを要求されるから、入力する。そして、+マークをクリックして自分( 筆者の場合は FOXBAT )を選び、読み書きができるように変更しよう。これで、 php.ini のファイルが、ご自分のテキストエディタで書き換えられるようになる。
 早速ひらいて、書き換えていこう。上の図をご覧いただきたい。まずは、PHP が GD ライブラリを使えるようにしていこう。どこに書き加えてもいいのだが、図のように
extension_dir = "/usr/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20060613"
extension=gd.so
の2行を書き加える。これで、PHP が GD ライブラリを使えるようになる。めでたい!
 次に、Mac OS X server 10.5 Leopard ではもともと MySQL がインストールされていて、PHP からアクセスできるようになっているために不要な操作のはずだが、Mac OS X 10.5 Leopard では、自分でパッケージからインストールしたため、ちょっとやっかいなことになっている。アップルが予定している PHP のアクセス場所に MySQL のソケットファイルがインストールされていないのである。したがって、正しいソケットファイルの位置を PHP に教えてやらなければならない。下の図のように、760行目付近、
mysql.default_socket = /tmp/mysql.sock
と、教えてやればよい。これで、PHP が、MySQL にアクセス可能になる。ホントにめでたい!
ついでに、795行目付近、
mysqli.default_socket = /tmp/mysql.sock
としておく。
 またまた、以前のお話を思い出していただきたいのだが、ファイルを書き換えたあとで、"共有とアクセス権"から、自分を消してしまえばそのファイルのパーミッションは簡単にもとに戻せる。めでたい、めでたい!

 ついでにちょっと。
特に MovableType を動かしてみたい方は、1180 行目付近の [mbstring] 関連もご自分の環境に合わせて書き換えておいた方がいいかもしれない。実際に MovableType を動かしたいと思っているサーバと同じ設定にした方がいいから、一概には言えないのだが、筆者はめんどうなので、
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = UTF-8
mbstring.encoding_translation = On
mbstring.detect_order = auto
にしている。行頭の " ; " は消しておくと有効になる。ついでに、MySQL でデーターベースを作る際にも照会順序は必ず UTF-8 にしておく。別にこういうふうにしなくても大丈夫な設定も当然あるのだが、こうすると全部統一されているから、文字化け等の問題で悩まなくてすむ。
 いずれにせよ、以前の記事にも書いたことだが、EUC-JP ならともかく、いまさら SJIS (shift-JIS) でもあるまい。ただ、使う予定のサーバの設定が SJIS なら、どうしようもない。まだまだ
mbstring.http_output = SJIS
になっていることが多いのも仕方がないことかもしれないが、mbstring.internal_encoding には注意しないと、MovableType では文字化けの問題がおこりやすいようである。

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この記事は著者が2008年10月27日に書いたものです。

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