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Mac OS X 10.5 と DBD::MySQL

DBD−MySQL.jpg
 ご存知のとおり、MovableType はブログのプログラムで、近頃では CMS として使われることも多い。MovableType は CGI で動くので、最低でも動作に必要な perl モジュールがいくつかあるのだが、中でも DBI モジュールと、DBD モジュールは、データーベースを CGI から操作するのになくてはならないモジュールである。
 Mac OS X 10.5 Leopard の場合は、DBI についてはもとから持っているようで 1.5 系列のものがインストールされているようだが、DBD については、SQLite バージョンはインストールされているが、MySQL バージョンはインストールされていない。
 したがって、われわれのように MovableType を MySQL で動かしてみたい場合には、DBD::MySQL を自分でインストールしなければならない。これが、一筋縄ではいかないから、タチが悪い。インストールするのに嫌気がさして、SQLite を使っている方もおられることだろう。MovableType は CGI ベースのプログラムではあるが、ダイナミックパブリッシングという機能があって、PHP を使ってサイトの再構築を高速化することもできる。ところが、SQLite を使う場合にはこの機能は使えない、ときている。ここはひとつ、なにがなんでも DBD::MySQL を自力でインストールしたいところである。
 ところで、現時点での最新の DBI モジュールは、1.607 である。Mac OS X 10.5 Leopard の DBI は古いので、ここはひとつ、perl モジュールの導入の練習もかねて最新のものをインストールしておこう。ダウンロードしたら、例によってデスクトップに解凍し、ターミナルから、
cd Desktop/DBI-1.607
perl Makefile.PL
make
make test
sudo make install
と、順番に入力していけば、すんなりインストールされるはずである。今までやってきた、./connfigure のかわりに、perl Makefile.PL を使うということだ。
 それじゃあ、DBD::MySQL も、とやって、泥沼へ突入である。
 まず、DBD::MySQL のインストールには、準備が必要だ。DBD::MySQL のインストールには MySQL のいくつかのライブラリとファイルが必要なのだが、どこにあるのかを指定してやらないとうまくインストールできないのである。いろいろなやり方があって、いろいろ書かれているようだが、どこかに適当なディレクトリを作り、あらかじめ必要な MySQL のライブラリをコピーしてもってきておくことにしよう。このやり方自体は、
と同様であるが、続けて書籍通りにやってもダメである。
 ターミナルから、
sudo mkdir /tmp/mysql-lib
cd /usr/local/mysql/lib
sudo cp *.a /tmp/mysql-lib
として、/tmp に、mysql-lib というフォルダ(ディレクトリ)を作って、そこに必要なライブラリをもってきておく。上の図を参照していただきたい。ここまでは、先の書籍のやり方を"いただき"だ。ちなみにこのときの Mac は、"STEALTH"という名前で、自分は "FOXBAT" ー(函館空港に強硬着陸した、MIG25 のコードネーム)ー である。話が脱線した。。。
 さて、DBI モジュールのインストールの部分をごらんになっていただきたい。"make" に続けて "make test" となっているが、これは文字どおり、インストール前のテストであり、これでエラーが表示されなければインストールしても大丈夫、ということを確認するための操作である。 DBD::MySQL のインストールの際の "make test" では、MySQL を起動して、ユーザー名と、パスワードを指定してやる必要があるのだ。一応、make test はやった方が安心だと思うので、先の記事で設定した、ユーザー名とパスワードを用意しておこう。そこにも書いたが、"root"にパスワードを設定しないで、別にユーザーを作った方が無難である。
 いよいよ、DBD::MySQL 4.008モジュールをダウンロードして、デスクトップに解凍する。現時点での最新バージョンは 4.010 であり、以下のやり方で問題なくインストールできるはずだが、筆者は 4.008 までしか検証していないので保証はできない。
 再びターミナルから、
cd Desktop/DBD-mysql-4.008
として、以下、改行せずに一行で
perl Makefile.PL --libs="-L/tmp/mysql-lib -lmysqlclient" --mysql_config=/usr/local/mysql/bin/mysql_config --testhost=localhost -testuser=XXX -testpassword=XXXXX
と、いろいろ指定の条件を付けてビルドしてやる。
--testhost=localhost -testuser=XXX -testpassword=XXXXX
の部分は、MySQL のユーザーが"XXX"、 パスワードが"XXXXX"である場合の例である。
make
make test
エラーがでなければ、
sudo make install
このインストール法で、G4 でも G5 でも IntelMacでも、はたまた 32bit だろーが 64bit だろーが、インストールできるはずである。

 ほら、ついに、DBD::MySQL が入ったよ〜

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この記事は著者が2008年10月30日に書いたものです。

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