MovableType はこの筆者のブログのように、画像のサムネイルを作製するために ImageMagick を使う。他にも方法はあるのだが、ImageMagick をインストールしておけば便利であることは間違いがない。Mac OS X 10.4 の時代には、これもまた"鬼門"のひとつで、苦労された方もおいでになるだろう。筆者も頭に来るほど苦労したクチである。
ただ、我らが Marc Liyanage が、Mac OS X Software のカテゴリーに、ImageMagick のインストールパッケージを作ってくれていたおかげで、ずいぶん助かっていたものだ。
ちなみに彼は、 "PHP Apache Module (NEW version 5)" に、10.4 で動作する PHP 5.2.4 のパッケージを作ってくれている。当然、GD ライブラリも、動作に必要な libjpeg 等もすべて入っている。10.4 で開発環境を作るなら、最も手っ取り早くて確実な方法である。
彼は、10.5 Leopard 用の PHP インストールパッケージも、まだ beta バージョンではあるのだが作ってくれていて、 entropyPHP (PHP5+GD) からダウンロードすることができる。ただ、試用バージョンでインストール方法が少しかわっていたりするので、お使いになる場合にはよく考えてからにされた方がよい。したがって先に書いたダウンロードリンクもいつ消えてしまうかわからない。また、 "entropyPHP" パッケージを、Mac OS X server にインストールするのには少し問題がある。ということで、ここはしばらくおあずけということか。
話がだいぶそれてしまった。さて、ImageMagick である。ここには、 Mac OS X Binary Release がちゃんと存在するから、中上級者の方はここからインストールされてもよい(2番目の図参照)。 MacPorts からなら簡単にインストールできるが、MacPorts を使わない場合のインストール法も、英語ではあるがちゃんと書いてある。筆者は、つい最近これを知った。
われわれは、最初から Fink やら MacPorts やらを使わずにインストールを続けてきているから、今回も使うつもりはないので、後半部分を読んでインストールすることになるのだろう。実は筆者はこの部分の検証はしていないんである。というのは、10.4 の時代と違って、ソースから簡単にインストールできてしまうからである。 ImageMagick のバージョンアップのスピードには恐ろしいものがあって、現時点では 6.4.5 までリリースされているようだが、筆者は 6.4.3 までしか検証していないので、それ以上のバージョンをお使いの場合には、おそらくは問題ないとは思うのだが、自己責任でお願いしたい。
ImageMagick ダウンロードリンク の、 "Information Related to Version" からバージョンを選んで、"Download Links:" からダウンロードしていただければよい。ここまで準備ができたら、例によってデスクトップに解凍する。G4 でも G5 でも IntelMacでも、はたまた 32bit だろーが 64bit だろーが、以下ターミナルから、
cd Desktop/ImageMagick-6.4.3
./configure
make
make test
sudo make install
"./configure" および "make" に、気が遠くなって、寝てしまうほどの時間がかかるが、これでキチンとインストールされる。実は、 MovableType が使うのは ImageMagick 本体ではなくて、 CGI の perl から使うことができる "PerlMagick" の方なので、それもインストールしなければならない。続けて、
cd PerlMagick
perl Makefile.PL
make
sudo make install
と入力すれば、終わり、である。
これで、MovableType が使う重要なパーツはほぼ揃ったことになる。
ホントにおつかれさま、乾杯!

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