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ライカ の レンズ テスト

Hexanon60mmF1.2.jpg
 自分の究極のセットを組み上げたくて、ライカのレンズをとっかえひっかえ撮り比べてきたわけだが、このごろやっと、自分なりに納得できる組み合わせが固まりつつあるところだ。ディレッタントとして自分のたどった道程ををこれからゆっくり振り返って書いていきたいと思う。大事な細君から離婚を迫られる犠牲者が、一人でも減ることを祈りつつ。
M6Titan0.85.jpg
 M型ライカのレンズには、当然、口径比の大きいもの、すなわち、明るいレンズもたくさんあるわけだが、これらのレンズの味を確かめるためには、頭の痛い問題がある。それは、ピントの精度の問題である。当然、50mm 以上の大口径レンズのテストには M3 を使わなければお話にならないわけだが、距離計のメインテナンスをしておかなければならないのも、これまた当然のことである。
 上の写真は、限定で販売された、Konica Hexanon 60mm F1.2 (Lマウント) 2本の比較である。前回のお話と比べやすいよう、同じ場所で写した写真を使ってみた。さすが、日本製。いろいろな場面で撮り比べてみたのだが、テストした3本共が、ほとんど同じ描写であった。上の写真例でも、橋桁の下に現れた緑色のゴーストの出方が異なるぐらいの個体差はあるが、どのレンズを選んだとしても問題の無いレベルで満足できるものだろう。ただし、ピントを合わせるにはかなりの注意が必要である。この、Konica Hexanon 60mm F1.2 (Lマウント) は良いレンズで、つい最近まで手元においてあったのだが、結論だけ先にお話ししてしまうと、自分の究極セットの中には残らなかった。

 レンズの撮り比べをするのにピントの問題が避けて通れないので、その昔、手元にあった M6 titan 0.72 と M6 0.85 HM を2台、XXカメラサービスに送って、ファインダーを入れ換えて M6 titan 0.85 を作ってもらい、工賃の足しにそのまま M6 0.72 Black を下取りに売り飛ばす、という荒技におよんだこともあった。
 自分はなんというディレッタントなのであろうか、ほとんど、ただのバカである。
 実は前回の Summilux 35mm F1.4 ASPH のテストでは、このスペシャル M6 Titan 0.85 を使ったのである。これから何回かに分けて書いていこうと思っている、35mm のレンズテストは、すべてこのスペシャル M6 Titan 0.85 を使った。下の写真を良く見ていただきたい。0.85 の文字がご確認いただけるだろうか。
 今現在は、Summilux 35mm F1.4 ASPH も Konica Hexanon 60mm F1.2 も スペシャル M6 Titan 0.85 もすべて、手元にはない。
 本当に色男はつらい。カネもチカラもない。。。。

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この記事は著者が2009年10月15日に書いたものです。

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