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北海道 の 放射能 土壌汚染 はない

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 今まで黙っていたが火がついた。まずは、右の図および道庁の発表を見て頂きたい。
 今回の、朝日や NHK の放射能汚染のシュミレート報道を不愉快な思いでご覧になった方は、北海道だけでなく、中国、四国地方にも多いと思われる。愛する北海道、特に道東のためにこれを書く気になったので、問答無用である。でたらめな報道のおかげで、知り合いに送っていた北海道の食物を、今年は送れなくなるかもしれない。事実なら許すが、自分も満身の怒りを表明する。
NHK-でたらめ.jpg
 今回の右の図のような NHK や朝日のでたらめな報道のネタは、日米が共同でシュミレートしたという放射能汚染についての PNAS 論文だ。この論文に掲載された図のスクリーンショットは下の図である。
 "こと"の顛末を事実だけでまとめると以下のようになる。赤いシャツを着た(事実である)研究者が、5月か6月に不適切(事実である)なパラメータで計算したシュミレーション論文を、Nature に出して門前払いになり、次に Science にも出したがこっちも掲載されず、次に出した PNAS にやっと掲載されたので、その父君が名古屋大学で "プレスリリース" を "日本の将来を憂えて" 発表した。その頃には、全国各地ですでに実測値が出てきていて、計算値とまったく合致しないことも判明、道東地区では "桁違いの大きな値"(事実である)が出て、しかも著者は中標津の実測値はすでに知っていたにもかかわらず無視をした。さらにこのシュミレートでは、放射性物質が多量に吹っ飛んだ3月11日から19日までのデータは空白で吹っ飛んでいて、あげく、神奈川県のデータは誤データを使ったことが論文の発表後に明らかになり、さらに、問題のわが道東の誤差については北海道の公式データは札幌の1点のみなので、書いた本人すら説明不能とのことだ(事実である)。父君の名古屋大学のホームに掲載されているプレスリリースには、論文の目的は日本の放射能汚染を心配するあまりボランティア精神でやったもので、くれぐれも新たな風評被害に結びつくことのないように取り扱いには充分注意をしてほしい、と追記されている。ところが、マスゴミは、よく調べもせずに(一応は調べたのか?)それっとばかり一斉に報道をした。悪意か、作意か、無能か( TPP か、瓦礫の受け入れか)こればかりは、当事者にしかわからん。
 以上、事実羅列の忘備録である。

スクリーンショット(2011-11-24).png
 さて。

 すでに道東の計算値が、実測値と10倍から100倍もかけ離れているのが明らかになっているが、これに3月11日から19日までのデータが加味されていたなら、どんな笑撃的な値になったのだろうか。1000倍くらいか。。。
1キロ先の戦艦を撃つべく計算して、実際に撃ってみたら弾が自分の船の甲板に当たって、自分の船が沈んでしまったぐらいの誤差だ。
もう一度、どなたかの言をお借りして、渾身の力を持って、満身の怒りを表明しておく。
 論文に目を通して実測値と比較してみれば、とるに足らない論文であることはすぐに理解できたはずで、取り扱いに注意する必要もまったくなかったはずだが、朝日やNHKは違った。こっちは確信犯で重大な責任があり、もっとタチが悪い。
 いじるな、と言われるといじりたくなる人間がこの世には確かに存在するが、NHKに至っては、わざわざ 250Bq と強調して、自分の愛する道東がまるで実際に汚染されているかのような報道をした。何故、各地の土壌汚染の実測値が出そろってきているにもかかわらず実測値を報道せず、選択的にこの現実離れしたシュミレーションを報道するのか。北海道は全国の農産物の 25% 以上を生産している。こんな報道を打てば、事情のわからぬ人々に、どういった反応が生じるのかは充分計算されていたはずだ。何を意図しているのか。いずれにせよ、NHK のシュミレートの方は、みごと計算通りになった。被害を被った人間はみな怒っているのは当然で、賠償請求ものだと思うが、自分の Web ページに文句を載っけるわけにもいかない。北海道人は忍耐強いし、おとなしい。このブログなら、なんかあってもツブしゃいいだけだから、代わりに書いておきたい。

わが愛する道東の大地に低次元な風評をバラまくな!馬鹿野郎!

 北海道ではちゃんと土壌汚染の調査はされており、道庁のホームページにも8回分のデータが記載されていて、ほとんど汚染はないことがすでにわかっている。しかし、道庁も仕方なく、道東、根釧 地方の検査をやりなおして、論文が出たので、と但し書きまで付けて、発表せざるを得なくなった。

 震災以降、政府大本営発表やNHKの世論誘導報道をまるごと信じる者は、よほどの低能かお年寄りだけになりつつある。こんな時期に訳の分からん報道を唐突に打てば、 TPP だか、瓦礫受け入れだかのためかと、ますます信用されなくなるのが理解できないのか。自分の周囲でも同様だが、真実を知るためにNHKを使うことはほとんどない。今や、ネットの方がよっぽど早くて正確である。
 朝日についても、ここのところの一連の報道は目に余るものがあり、昔の朝日を知る者としては、恥を知れ、といいたい。カネのために良心を売ったか。銀座で不動産屋でもやればいいのだろう。天声人語が名文として入学試験にまで採用されていた時代が懐かしい。支持してくれる読者や視聴者が減ってしまえば、不動産屋をやるか、カネをもらって広告を打つかしかない。本末転倒も甚だしいが、こんな状況で TPP が締結されたら、東電も、朝日も、NHK も、さぞやおもしろいことになるだろう。
 さらに、己が拠り所にしてきた資本の論理は己にとってはなおさら残酷、冷徹なはずで、カネが回らなくなれば周りに群がっていた原始人たちはあっというまにいなくなり、放っておいても消えてなくなる。

 生まれて初めてこんなことを書くハメに陥った。こんなのはこれで最後にしたい。北海道や九州はいまや、日本人のかけがえのない食料庫だ。自分は移住組だが、みんなで守らなきゃダメだろう。日本の理系の中には優秀な人間がたくさんいる。昨年、同世代の慶応大学医学部卒のドクターと知り合いになったが、とんでもないキレものなのでイヤになった。また最近は、慈恵医大の研究者が、溶液に溶けた状態のセシウムなら磁石で 90% 以上集めて除去する方法を開発した。放射性物質で汚染された瓦礫や土なんざ、とりあえずどっかに集めときゃいい。1年もすりゃこの国の理系の優秀なヤツが必ず方法を考え出すにちがいない。全国に拡散して、どーすんだ。あ〜と、と、また話が脱線した。

 そろそろ、やめなきゃ、お里も知れる。こんなのはこれで最後になる事を祈るー

 かの梅棹忠夫は、人類は自らの文明に押し潰されるだろう、と言った。
 残念ながら、今では、ほとんど、同感である。

この記事について

この記事は著者が2011年11月22日に書いたものです。

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